INFINITIXは9月3日、韓国・高陽産業振興院(Goyang Industry Promotion Agency、以下 GIPA)と協力覚書(MOU)を正式に締結した。両者は今後、AIインフラ、データソリューション、産業交流といった幅広い分野での協力を進めます。これはINFINITIXにとって国際展開を加速させる重要な一歩であると同時に、高陽市がAIイノベーション拠点として発展するための大きな推進力になると期待されています。
署名式には、INFINITIX CEOのWen Yu Chen氏とGIPA院長のDong Gyun Han氏が出席し、合意文書に署名した。協定によると、両者は以下の4分野を重点的に推進します。
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AI産業情報の共有
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高陽市におけるAIインフラの整備促進
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台湾・韓国企業および人材交流の深化
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定期的な相互訪問と交流活動によるパートナーシップ強化
INFINITIXは、自社の中核プラットフォーム「AI-Stack」を通じて、韓国企業におけるGPU資源の利用効率向上とAI開発環境の迅速な構築を支援。モデル開発から学習、デプロイメントまで、AIライフサイクル全体の効率化を後押しします。一方、GIPAは「国際的なリーディング企業との連携は、高陽市を韓国におけるAI中核都市へと進化させる大きな推進力になる」と強調しました。
INFINITIX CEOのChen氏は今回の協力に大きな期待を寄せており、次のように述べています。「高陽産業振興院とパートナーシップを結べることを大変光栄に思います。INFINITIXは長年にわたりGPU資源のスケジューリングとAIインフラ管理に注力してまいりました。今回の協力を通じて、高陽市におけるAI産業エコシステムの構築を加速させるだけでなく、台韓両国の企業に新たな交流とイノベーションの機会を提供できると信じております。私たちはAI-Stackの技術的優位性を韓国市場に広げ、持続可能なAI発展を共に推進していまいりたいと考えております。」
今回のMOU締結は、INFINITIXにとってグローバル展開の戦略的な節目であると同時に、台韓両国におけるAI産業チェーンの本格的な連携開始を象徴するものです。今後、両者が基盤整備と国際交流を進めることで、高陽市は東北アジアにおけるAI発展の重要拠点としての地位を確立し、INFINITIXもグローバルAI市場での技術的・戦略的優位性を一層強化していく見通しです。