
【バンコク発】 世界的にAI計算リソースの需要が急増し、AIインフラは単拠点の構築からクロスリージョンでのスケール運用へと転換期を迎えている。INFINITIX はHeToneとの戦略提携を発表し、タイ・バンコクにおける70MW AI Edge Data Centerプロジェクトに参画する。フラッグシップ製品「AI-Stack」と「ixCSP」プラットフォームを導入し、基盤構築・管理から商業運用までを一体化したソリューションを構築。東南アジアのAI計算リソース市場で先手を打つ。
コア技術が駆動する「計算リソースの資産からサービスへの転換」
本プロジェクトでは、HeToneが現地の電力・用地リソースを統合し、高密度液冷アーキテクチャのAIデータセンターを建設する。INFINITIXはAIインフラソフトウェアを核に、「AI-Stack」を通じてGPUおよび異種計算リソースのクロスノード統合オーケストレーションと管理を実現し、計算リソースの稼働率を90%以上に引き上げる。さらに「ixCSP」プラットフォームと組み合わせることで、計算リソースを運用可能かつ課金可能なサービスモデルへと転換する。GPU as a Service(GaaS)、Model as a Service(MaaS)、Token as a Service(TaaS)をカバーし、計算リソースを「資産」から「サービス」へと価値転換させる。
モジュール型デプロイで「土地・電力」の希少性を突破
INFINITIXのWenyu Chen CEOは、土地と電力が希少化するトレンドの中で、柔軟性に優れた小規模拠点が急速に台頭していると言及する。モジュール型コンテナAIデータセンターに「AI-Stack」のクロスノードオーケストレーショを組み合わせることで、分散した計算リソースを「仮想計算リソースプール」として統合し、リソースのサイロ化を解消する。「ixCSP」はマルチテナント管理と自動課金に対応し、運営事業者の市場展開力と収益化能力を強化する。
東南アジア市場を深耕、台湾発AIソリューションの海外展開を加速
AIインフラの競争は、建設フェーズから運用・ビジネスモデルのフェーズへと拡大している。INFINITIXは、「AI-Stack」と「ixCSP」の統合により、パートナーのAIデータセンターを持続的な収益力を持つAIクラウドサービスプラットフォームへとアップグレードし、クロスリージョンでのスケール展開を支援すると述べた。本プロジェクトは重要なマイルストーンであると同時に、台湾発のAIソリューションが東南アジアへ展開する成功事例でもある。今後もHeToneおよび各地域のパートナーとの連携を深化させ、「土地・電力統合×計算リソース運用」モデルを拡大し、グローバルな計算リソースビジネスの発展を推進する。プラットフォーム戦略でグローバルリソースを結びつけ、次世代AIインフラとクラウドビジネスの新たなモデルを築く構えである。
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