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マルチテナント型 AI 共有計算基盤を構築し、スマート製造の研究開発と実証を加速
【ソウル発】 AIインフラソフトウェアを提供する INFINITIX は本日、同社の企業向けAIインフラ管理プラットフォーム「AI-Stack」が、韓国スマート製造イノベーションセンター(SMIC)に導入されたことを発表した。製造AI共有計算リソースプラットフォームの構築を支援し、複数のユーザーやプロジェクトが並行してAIモデルの開発・学習・検証を行える環境を実現する。
SMICは韓国の国家級スマート製造実証フィールドであり、スマートファクトリー技術の検証と産業応用のデモンストレーションを担う機関である。今回の導入は、INFINITIXがソフトウェア定義GPU、異種計算リソースのオーケストレーション、およびマルチテナント管理において有する技術力を示すものだ。同時に、台湾で自主開発されたAIインフラソフトウェアが韓国の国家級スマート製造実証環境に参入したことを意味し、製造業のAI研究開発・応用に安定的かつ柔軟な計算基盤を提供する。
マルチテナント共有環境の構築が主要課題に
複数の研究者や開発者が同時に AI モデルを開発できる環境を実現するため、SMICは3つの課題を克服する必要があった。
第一に、高性能GPU環境をマルチテナントアーキテクチャのもとで安定性・分離性・リソース配分の効率性を両立させること。
第二に、AIプロジェクトは開発・学習・検証・デプロイ・更新と多段階にわたるが、統合的なMLOpsプラットフォームがなければ管理の複雑さが増大すること。
第三に、GPU・ストレージ・ネットワークを個別に管理するとリソースサイロが形成されやすく、利用率の低下とコスト増を招くことである。
そのため SMIC が求めていたのは、単なるハードウェアの増強ではなく、異種計算リソースを統合し、AI 開発プロセスを簡素化しながら、効率性、安定性、拡張性を両立できるインテリジェントな AI インフラ基盤だった。
AI-Stackの導入により、リソースオーケストレーションと管理効率を向上
AI-Stackの導入後、SMICは複数の研究者とプロジェクトが共用できるAIインフラ環境を構築した。研究者はニーズに応じてGPUリソースを迅速に確保でき、開発・学習の待ち時間を短縮。管理者は単一のインターフェースからGPU・ストレージなどのリソースを一元管理し、運用の複雑さを軽減しつつ配分効率を高めることが可能となった。
INFINITIX のインテリジェントなオーケストレーションと共有機能により GPU の遊休を減らし、プロジェクトの優先度やワークロードに応じてリソースを柔軟に割り当てることで、TCO(総保有コスト)の最適化に向けた基盤も整えた。AI-Stack は今後の GPU やその他の計算リリースの拡張にも対応し、製造業向け基盤モデル(Manufacturing Foundation Model、MFM)やスマート製造研究のニーズにも応える。
製造 AIDC を継続拡張し、AI の産業実装を加速
SMIC は今後も製造 AIDC のインフラおよびプラットフォーム機能を拡張し、研究者や開発者が AI モデルの開発、学習、テスト、検証を行える共有環境を整備することで、高性能な AI 計算リソースを利用するためのハードルを下げていく。
AI-Stack の異種計算リソースオーケストレーション、リソース共有、集中管理機能を活用することで、計算規模や利用者数が拡大しても、一貫性と拡張性を備えた運用基盤を維持できる。これにより、韓国の製造企業や研究機関による AI 技術開発を支援し、製造業向け AI モデルやスマート製造アプリケーションの現場実証と産業導入を加速する。
INFINITIX 韓国法人の Star Ko ゼネラルマネージャーは次のように述べた。「SMICがインフラの安定性、リソース利用効率、拡張の柔軟性に対して求める高い水準は、まさにAI-Stackのコアバリューそのものです。今回の協業により、INFINITIXがソフトウェア定義GPUとAIインフラ、異種計算リソースの統合、マルチテナント管理の各分野で有する技術力が実証されました。製造業のAIトランスフォーメーションに向けた具体的な産業級の実証事例を提示できたと考えています。」
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